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株主・投資家の皆さまへ

代表取締役社長 飯野光彦

代表取締役社長

飯野光彦

 株主の皆さまには、平素より格別のご高配を賜り、厚くお礼申し上げます。
ここに、東洋ドライルーブ株式会社第55期の事業をご報告するにあたり、謹んでご挨拶申し上げます。

 当連結会計年度の世界経済は、米国では雇用や所得環境の改善による個人消費の増勢が設備投資などの伸び悩みを補い、景気回復基調を維持しました。欧州も英国EU離脱の先行き不透明感が下押し懸念となりましたが、金融緩和策の継続により緩やかな景気回復が続きました。アジア経済は、中国で懸念された成長鈍化傾向は経済政策の下支えにより一服感が見られ、成長ペースが持ち直しました。新興国・資源国においても中国経済減速の影響を受けましたが、内需下支えなどがあり力強さに欠けるものの、緩やかな持ち直しに転じました。

 一方で日本経済は、雇用と所得が小幅ながら改善し、消費活動の緩やかな回復基調は続きました。また、海外経済の漸進や為替水準の円安シフトなどを背景に、輸出や製造業生産は横這いから徐々に持ち直すなど、景況の踊り場を脱して緩やかに回復しました。

 この間の当社グループを取り巻く事業環境は、製造業各界に残存した生産調整圧力や熊本地震・夏場台風による落込みもありましたが、その後の反動生産や輸出押し上げ市況などがあり、取引先からの受注動向は徐々に良化しました。

 当社グループの主要販売先である自動車関連機器業界は、欧米で自動車販売台数が高止まりし、国内でも小型・低燃費車を軸に底堅い販売となりました。また、電気・電子部品業界も増産の期間となり、当社グループの売上高並びに事業損益は、前連結会計年度比増収増益に転じました。

 この結果、当連結会計年度の売上高は4,912百万円(前連結会計年度比7.6%増)、営業利益は334百万円(前連結会計年度比76.1%増)、経常利益は510百万円(前連結会計年度比494.7%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は361百万円(前連結会計年度比560.4%増)となりました。

 当社グループは、エネルギー・ロス削減や耐久寿命向上を担う多機能コーティング被膜「ドライルーブ」の開発・生産により、安全で豊かな生活を支えることを「当社の使命」としております。国内外の経済情勢から予断を許さない経営環境が続きますが、将来に向けた新技術の研究開発及び国内外での受注獲得と生産効率の改善に努め、当社グループの企業価値向上に尽力いたします。

 株主の皆さまには、今後とも変わらぬご支援・ご協力を賜りますようお願い申し上げます。

       平成29年9月

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